
Bonjour !
フランス在住のKanaです。
前回まで、9月上旬に訪れた憧れの地「エクス・アン・プロヴァンス&周辺」への旅記事をアップしてきましたが、今回からはもう一つの憧れの地「イギリス」の旅行記事を書いていきたいと思います。
夫の夏のバカンスが3週間近くあり、バカンス2週目にフランスのエクス・アン・プロヴァンス、3週目にイギリスのロンドンとオックスフォードへ行ってきました。
このブログでは、主に押さえておきたいポイントなどを記載します。
はじめに
憧れの地、イギリス。実は、初めて外国に興味を持った国が現在居住国であるフランスではなくイギリスでした。当時8歳くらいの私がなぜイギリスに興味を持ったのか少しお話しすると、きっかけは「ピーターラビット」といううさぎのキャラクターです。
小学生の頃は夏休みに毎年家族旅行に行っていましたが、旅行当日の朝になると、父が小さなプレゼントを私と妹に準備してくれていたのですが、その中にあったのがピーターラビットの絵が描かれたグッズでした。
絵の可愛さに惹かれ、それが物語のイラストであることを知ってからは、図書館で絵本を借りて全部の物語を読みました。
また、図書館にはアニメのビデオレンタルもありましたので、そちらも借りていたのですが、アニメの最後には、作者ビアトリクス・ポターの生い立ちについての紹介があり、イギリスの湖水地方の映像が映し出されるのですが、その湖水地方の美しさに魅了され、いつしかピーターラビットの故郷に行きたいと思うようになったのです。
もちろん、そう簡単には行ける場所ではありませんので、家の近所にあった旅行代理店の店頭に置いてあった無料のヨーロッパ行きの旅行パンフレットを貰ってきては、お気に入りの写真を切り取ってノートに貼り、オリジナルのガイドブックを作っていました。
はじまりはピーターラビットでしたが、プーさん、ハリーポッター、アガサクリスティーの探偵小説も大好きなので、イギリスは私にとって、昔からとても惹かれる国の一つでした。
いつか行きたいと遠い夢を見ていましたが、今回、遂にイギリスに行くという一つ目の夢が叶いました。残念ながら今回は湖水地方には行くことができませんでしたので、いつか行けるように願っています。
ユーロスターチケット予約・購入
日本からイギリスは飛行機で直行、またはヨーロッパの国を陸路で経由して行かれる方もいるかもしれません。
北フランスのリールからイギリスのロンドンまでは、鉄道ユーロスターを利用すれば2時間程で行くことができます。
購入方法
今回は、ユーロスターのスマホアプリから購入しました。
パソコンサイトからでも購入可能です。
出発地と日付を入れて検索すると、各時間帯の料金が表示されます。
お得なチケットを求めて💡
1ヶ月単位での最安値の金額確認も出来ますので、私たちの場合は、最初にどの時期がお得に行けるのかを調べてから、日付と時間を決めました。
🎫購入したチケット
往路:9月9日 Lille Europe駅 8時35分発
帰路:9月10日 St. Pancras International駅 19時34分発
価格:44€(往復とも1人当たりの値段)
両日とも最安値の44€を購入しました。往路は早朝ですが、私たちはすぐ駅に行ける距離でしたので問題ありませんが、当日は1時間前に到着している必要がありますので、チケットを購入する際に到着可能かの確認が必要です。(※出国審査などがあります。)
⚠️パスポート番号の登録あり
チケット購入時にパスポート番号の入力がありました。
夫はパスポートの期限が切れていたので、EU国籍の彼はIDカードの登録でも可能でした。
👛直前の予約は高額が多い?
「急遽明日行こう!」となると、一体いくらなのか価格を調べると、最安値で3倍くらいの値段がしていました。これも時間帯によりますので、良い時間ですともっと高いと思います。当日最安値は200€超えなんてこともあると思いますので、行くと決めたら早めにチケットは押さえておく方がいいかもしれません。
🎄クリスマス時期は高い?
9月の旅行チケットは8月4日に購入しましたので、1ヶ月前購入です。2ヶ月以上先の12月頃の価格を調べて見てみると、結構良いお値段をしていました。クリスマスシーズンのロンドンは綺麗なので、いつか行ってみたいとも思いますが、最安値を知っている分、なかなか手が出せないのが現実です(笑)

- 10/1に検索した場合の最安値(※購入時は時間帯に注意) -
チケットについて
アプリで購入したので、電子チケットが発行されます。QRコードを改札口で読み取る形式でした。二人分のチケットを併せて購入しましたが、ゲートでは2回スマホをタッチすれば問題ありません。
また、フランス国内は問題なくネットが使えますが、現地でフランスの携帯がそのまま使用できるかわからなかったので、念の為、帰路分は印刷して持参しました。
時差について
フランスとイギリスは1時間の時差があり、イギリスの方が1時間遅れています。よって、フランスからイギリスに入る場合、1時間戻ることになります。往路は得した気分になりますが、帰路はフランスに到着すると1時間進んでいることになります。
ネット環境
実は一番気にしていたのが、わざわざSIMを購入せずフランスのキャリアのまま現地でネットができるかということでした。結果は、問題なく使うことができました。
現状、隣国ベルギーやオランダでは普通に使えていましたが、イギリスはEU圏外になるため、使えるのかどうかがわかりませんでした。携帯キャリアの会社によると使えるとのことだったのですが、こちらは最後まで不安でした。
思った以上にGoogleマップで検索などに使ってしまったので、超過料金を払うことになるかなと思いましたが、私は払う必要がなく、夫が1€程超過しただけで済みました。
もしネットが使えなかったら❔
ThreeというSIMを買う予定でした。夫も私も事情により、新しいSIMをスマホに入れることができないので、予備のSIMフリーのスマホを別途持参しました。
ETA申請(2025年8月31日時点)
2025年1月8日より、イギリス入国にはETA申請が必要になりました。
こちらもスマホアプリから申請しました。
👉申請手続きに必要
- パスポート準備
- スマホを使っての写真撮影があります
- 申請費用:16£(実際に支払った額:19.22€+1.52€後日追加引落あり)
申請してから承認まで何日❔
なんと申請してから6分で承認されました!
オックスフォード行きチケット予約・購入
ロンドンからオックスフォードへは、電車で1時間〜1時間半ほどで行くことが出来ます。
調べると、ロンドンのパディントン駅またはメリルボーン駅から発着しているようですが、低価格を探して往路はパディントン駅、帰路はメリルボーン駅着を購入しました。
購入方法
チケットは、Omioというサイトから購入しました。
Omioスマホアプリからも購入可能です。
パソコンのサイトから購入した後に、アプリをDLして、スマホでも確認できるようにしました。
出発地と日付を入れて検索すると、各時間帯の料金が表示されます。
発着地と時間によって、価格に大きく差があります。
私たちは、なるべく低価格の時間帯のチケットを購入しました。
🎫購入したチケット
往路:9月10日 PAD駅発-OXF駅着 8時23分発-9時21分着 GWR
帰路:9月10日 OXF駅発-MYB駅着 12時49分発-14時16分着 Chiltern Railways
価格:29.12€(2人分往復)+3€(サービス料)
乗ってみて知ったこと💡
GWRの車内はとても綺麗で、快適さと乗っている時の感覚がまるで日本の新幹線のようでした。それに対して、Chiltern Railwaysはローカル電車といった感じで、30分長く乗るため停車駅も多くなります。
チケットについては、ユーロスターと同様、アプリでQRコードをかざしてゲートを通過しましたが、念の為印刷して紙チケットも持参しました。
今回は以上になります。
どなたかの旅のご参考になりましたら幸いです♪
最後までご覧いただきありがとうございました。